06.11.23.
漸く一息つけたから、美容院に行ってきました-。家から30分で行けるトコなんですが、会員カード忘れてしまい、折角美容院の最寄り駅まで来たのにまた引き返し-υめんどかったけど、切ってくれた人が結構ぃい感じだったのでチャラかな♪
06.11.24.
図書館前午後5時。
薄い層雲が夕焼けに黒く染まって、山の端は透明なまま朱く、暗くなりかけた蒼に対抗している。怖いぐらい空気は澄んでいて、蒼色は終わりの見えない透明の海の深さ。それに切り込みを入れるかの如く輝く、薄く研がれた三日月が、冬の空の冷たさを表している。風が微かに頬を掠めるけれど、雲は動かず、ただ山の向こうに広がる朱色だけがゆっくりと蒼に飲まれてく。月はひっそりと冴える光を放ち、空のグラデーションは少しづつ灰色を帯び始める。それでも天上の清澄さと突き抜ける蒼。どこまでも私の瞳を吸い込もうと捉らえてはなさない。月と空、朱と蒼、灰色と白。一枚の絵画の様に景色が広がって、ふいに泣きそうになる。ただひとつの星さえも瞬かず、目の前の色だけが変化する。きっとカメラに写してはいけないこの聡明さを、どうやって言葉で伝えよう。
感動して思わずケータイを手にしてしまいました。多少直したけど、でもあの透明度を表すのは言葉なんかじゃ足りない。絵にはできない。写真におさめることは空への冒涜。私の瞳だけに映すなんて、なんて贅沢。
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